広島で腰痛の専門院「腰痛専科

腰痛の原因【その1】

「腰痛診療ガイドライン2012」では、腰痛の原因を以下の3つに分けています。

1.がんや感染症、骨折など脊椎疾患による腰痛
2.下肢に痺れや麻痺など神経症状を伴う腰痛
3.原因が特定されない非特異的腰痛

特に3番目の非特異的腰痛は腰痛全体の85%を占めており、世の中の大半の腰痛が原因不明だという現状が示されています。

なぜ原因不明の腰痛が多くなるのかというと、画像検査で椎間板などの骨に異常が見つかっても、腰痛が出る人と出ない人がいるため、腰痛を引き起こす真の原因を特定することが困難だからです。

つまり画像検査で異常が見つかっても、それを腰痛の原因と100%断言することはできないということです。【続く】


2013年10月1日

腰痛の原因【その2】

そのため最近では1、2(前記事参照)以外の腰痛では、必ずしも画像検査の必要性はないとしています。

また、慢性腰痛ではストレッチやウォーキングなどの運動療法の効果が科学的に認められ、急性の腰痛に関しては運動することより、早期に普段通りの生活に戻ったほうが回復が早くなるとされています。

さらに、精神的なストレスがあると腰痛が慢性化しやすくなるということも指摘され、認知行動療法が慢性腰痛に有効だとしています。

認知行動療法
認知(ものの受け取り方)や考え方に働きかけて気持ちを楽にする心理療法。

このように最近になって初めてのこのような腰痛の診療指針が示されました。今後、腰痛治療の在り方が大きく変わっていくことになると思います。

これを見る限り、腰痛が起こったら家に閉じこもってじっとしているのではなく、外に出て適度な運動を行ったほうが腰痛の改善に近づくということになります。


2013年10月5日