脊椎側弯症
人の背骨は本来、正面から見ると真っ直ぐで横から見るとSの字に曲がったS字曲線を描いています。
脊椎側弯症とは、背骨を正面から見たときに本来真っ直ぐであるはずの背骨が何らかの理由で横に曲がってしまった状態のことを言います。
症状としては腰や背に痛みが生じます。自覚症状があまりないため放置されるケースが多く、症状が悪化すると外見の変化や内臓に影響が出てきます。
背骨が曲がる理由は、先天性のものから、筋力の異常によるもの、原因が分かっていないものまで様々あります。
早期に発見されれば、保存療法によって治療することが可能ですが、症状が重度の場合はスクリューやロッドを使った背骨を矯正する手術を行う必要があります。
2013年5月25日